皆さん、いよいよゴールデンウィークが始まりますが、今年は大型というより、3~4連休が分断されている感じですね。そんなときにぴったりな、近場のパワースポット情報!
今回は、わたくしステラ薫子が第二の故郷と感じている韓国の中でも大好きな街、慶州をお届けします。
古都慶州は別世界?!
この慶州という所は、日本でいうと、ちょうど京都と金沢の間のような感じで、古都といった趣のある場所です。
そして、街すべてが世界遺産!…というくらい、たくさんの史跡が、新羅の時代そのままに残っています。
そのため、高い建物もなく、穴を掘れば色々なものが出てくるところです。
今回は、そこにある私の好きな仏像や観音様にお会いして、気持ちを新たに、パワーを頂く旅に出かけてきました。
いつものように、羽田からアシアナ航空を利用して、朝出発。
金浦空港に到着してすぐ、ソウル駅まで移動し昼食をとり、そこから韓国の新幹線『KTX』で慶州まで、2時間半の移動です。
朝早かったので、ぐっすり眠ってしまい、慶州についたら…
なんとまぁ、この雪景色!
ここ慶州を訪れたのは、ほんの1か月半ほど前なのですが・・・
写真を整理していて、改めて驚きました。
慶州でも10年ぶりの大雪だったとか。
今回私は、マイクロバスをチャーターして、目的地を回りましたが、雪のなかどうしようかと思ったものの、とても助かりました。
とはいえ、雪でなかったとしても、それぞれの史跡や仏閣をめぐるのは徒歩では不可能なので、個人で訪れた際には、オプショナルツアーや、タクシーなどを利用すると良いでしょう。
仏国寺と石窟庵
さて、今回訪れたのはまず、仏国寺。
私が大好きなお寺です。
石窟庵(スックラム)と共に世界遺産に登録されています。
石窟庵は、ちょうど100年くらい前、雨宿りをしていた郵便屋さんが偶然見つけたとのこと。
ここにある大きな石仏はとても計算されて作られていたようで、ちょうどおでこの真ん中、チャクラに宝石が埋め込まれていたのですが、夜が明けるとそこに朝日が当たり、部屋中を照らしていたそうです。
今はもう、地軸が変わったのか、部屋を照らすにはちょっとずれてしまったようですが、何より額の宝石もすでになくなってしまいました。
それを実際に見ることは叶いませんが、どんなに神秘的で素晴らしい夜明けであっただろうかと思います。
色々な国を訪れて、数多くの石仏を見てきている私ですが、その中でもここ、石窟庵のものがNo.1であると思うくらい、私にとってのパワースポットといえます。
本来ここには、石仏の後ろに12体の仏像が置かれていたのですが、今は国立中央博物館へと、場所を移しています。ここに何があったのか、ぜひそちらも合わせて、ご覧ください。
そしてここでは、千日供養を申し込んできました。
1万ウオンで、文字通り、千日拝んで頂けるというもの。
先祖供養に、心願成就。そして皆さんのこともお願いして参りました。
ご加護がありますように…。
南山トレッキング
次に訪れたのは、南山(ナムサン)。
ここには、山に逃げ込んだお坊さん達が、山に籠って彫ったとされる仏像たちが残っています。
南山一周するには、二泊三日くらいかかってしまうのですが、私は、観音様のところだけでも行きたいと思い、トライしてみることにしました。
その辺で拾った木の枝を杖代わりに、目的地を目指します。
しかし、同行したグループの中には、リタイヤする人も続出!
そんな厳しい道のりでしたが、ようやくたどり着いた観音様。
彫った人たちの想いが詰まったような、その壮大な姿に、改めて感動を覚えました。
ここでもしっかり、皆さんの分もお参りしてきましたよ。
そしてここでの立ち寄りスポットはこちら
世界中で有名なコーヒーショップですが、その都市の景観を損ねないような外観にしてある店舗は、京都など、他にもありますね。
こちらも、なかなか趣のある外観に仕上がっています。
他に何もないからかもしれませんが…韓国No.1の売り上げだとか。
限定タンブラーなどもありますので、疲れたらこちらで一休みするのも良いでしょう。
幻想的な夜の夢
そしてとても美しい、夜の観光スポットをご紹介します。
『雁鴨池(アナプチ)』
王宮の池や庭園がライトアップされたそれは、慶州の地元の人たちのデートスポットとしても人気があるのがうなずける、とてもロマンティックな夜景スポットです。
こちらも世界遺産。
池に映るその美しい夜景は、思わずため息がもれるほどの美しさ。
これこそ、慶州に宿泊して、堪能して頂きたい。
ぜひゆっくりと滞在して、ご覧ください。
おまけのグルメ
韓国料理『カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)』をご存知ですか?
ソウルで韓国発のミシュランガイドに掲載されたお店として、行列の絶えない人気店となった【花蟹堂】をご紹介します。
ワタリガニが最もおいしいといわれる5月と10月は、連日満員で予約必須ですが、そろそろその最盛期!
ぜひ人気の味を堪能してみて下さい!