天孫降臨
高千穂の峰に繋がり、桜島をのぞむこの地は、天孫降臨の聖地です。
天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)様が、稲穂をもって天上からこの地上に降り立ったのが、高千穂。
霧島神宮の古宮というのが、その場所なのです。
私は、この古宮を、15年くらい前一度訪れたことがあります。
何もないところに鳥居がすっくとたち、真ん中には祭祀が行われる場所があります。
あるのはそれだけ。
霧島の山々をバックに、そこに立っていると、まるで古代にワープした感じになり、その感覚がずっと忘れられずにいました。
15年ぶりに訪れたそこは、やはり今も、神聖な空気に包まれ、そのままの姿で迎えてくれたのです。
この場所に来ると、二礼二拍手の間に、左からすっと風が吹き、そして右から、後ろから、上からと、神風と言われる心地よい風にスッと気持ちのスイッチが入ります。
この神風は、その時々で吹く方向が変わります。
左から吹くと『先祖』、右からの風は『未来の力』、などと言われています。
今回も、数人でお参りしたのですが、同じ場所で同時にお参りしているのに、それぞれ、風が吹いたと感じる方向が違っています。
その時、その人だけが感じる風。
あなたもぜひ、お参りの際には神経を研ぎ澄ませてみましょう。
霧島神宮は、瓊瓊杵尊様を御祭神としています。
天孫降臨の聖地であるこのパワースポットは、自分の生まれてきた意味をもう一度知る、原点に還るという場所でもあります。
皆さま、金運や恋愛運、仕事運アップを願って、神田明神や熊野本宮をお参りされると思います。
出雲大社で縁結びを願う人もいるでしょう。
ここ高千穂・霧島というところは、原始に戻って、自分がどうあるべきかを考えることが出来る場所です。
いま行き詰まっていたり、疲れていたりする人も、初心に戻って、これまでを振り返り、良い意味でリセットすることで、前に進む力が湧いてくることでしょう。
熊野のよみがえりとはまた違う、原点に戻る場所、それがここ、霧島神宮なのです。
霧島神宮
古宮からお参りをスタートしたら、車で10分のところにある、霧島神宮を訪れてみましょう。
赤い鳥居と、ヒーリング効果抜群の木立が、古宮とは好対照です。
苔むした手水舎が、歴史を感じさせてくれます。
こちらでは、正式参拝が出来ますので、お願いすると良いでしょう。
お札に名前が入らないのが残念ですが、祝詞の際には熊野のように太鼓が鳴り響きます。
こちらは巫女さんが叩いていらっしゃって、また違った趣があります。
心のデトックスの後は体も…
今私は、河口湖、那須、霧島と、BARAKAスパという、ヨルダンのデッドシーを贅沢に使用したスパを手掛けています。
あの最高のデトックスとリラックス体験を、日本で何とか再現したいという想いから始めたプロジェクトも、次第に広がってきています。
中でも、12月1日にプレオープンした、最新のスポットが、こちらラビスタ霧島。
スパだけでなく、霧島の温泉ももちろん堪能出来るこちらのホテルで、ぜひ体の疲れも癒して頂きたいと思います。
通常自宅で使用するデッドシーソルトの目安は、100g、満月で200gですが、ここBARAKAスパでは、なんと1キロのデッドシーソルトを贅沢に使用します。
泥パックで自律神経を整え、ストレスホルモンを抑えると、そのままぐっすりと深い眠りに落ちることでしょう。
ホテルの食事もおススメです!
鹿児島グルメも外せません!
鹿児島といえば、黒豚。
私のおススメは、「黒豚の館」
ヒレもサーロインも、ペロッと食べてしまう軽やかさ!
脂が良質なのでしょう。
やわらかく、ジューシーなお肉は、やみつきになります!
人気のお店ですが、予約が出来ないので、並ぶしかありませんが、それでも食べたい一品です。
もう一つのおススメは、「旅行人山荘」。
帰り道で立ち寄り、松花堂弁当をいただき、日帰り温泉を最後にもう一度堪能しましょう。
松花堂弁当は、ランチの一番下のランクですが、2000円でこのボリューム!
桜島を見渡す開放的な景色の中、美人の湯を最後まで楽しむことが出来ます。
いかがですか?
九州のパワースポットもまだまだたくさんありますので、今後もご紹介していきたいと思います。
皆さんも、ぜひ訪れてみて下さいね。